低学年の子供は長時間集中することは難しい。飽きさせないように。
低学年向けの練習を調べるとよく出てくるワードですね。
チームの練習ではなく、今回はお父さんとのマンツーマンレッスンでのお話です。
子供が楽しんで練習をできるお父さんのアイデアの足しになればと思います。
飽きさせない必勝パターン
ポイント
- 距離を変える
- テンポを変える
- フェイントを入れる
- 効果音をつける
- おふざけを仕込む
- ゲームにする
今回は具体例で以下の練習で方法を説明したいと思います。
距離を変える
普段3mほどの距離からやっていますが、飽きが見えたら距離を変えます。
1.5mくらいに近づくと「近っ!」って笑ってくれるでしょう。
遠くから投げる時は「遠い分速い球になるからな!」と言えば集中して捕ろうと意識します。
テンポを変える
次から早く投げるぞっとトスのテンポを上げてみてください。
次々くるボールに子供は楽しくなるはずです。
黙ってやっても良いですが、お子さんにぶつけないように注意してください。
フェイントを入れる
投げるの振りでやめる、反対の手で投げる。
右方向を向いて左に投げる。
私は背面投げもしたりします。
いつ、どこから来るか分からなくなると子供の集中力もグッと上がります。
これも子供に当てないように注意してあげてください。
効果音をつける
長嶋さん風に動きに効果音をつけてあげます。
手に当てるのは「ばちっ!」じゃないぞ「ぺし」(小声)とやさしくだ。
行くぞー。はい、「ぺし」
ほらお前も言いながらやってみな。はい、「ぺし」
ちょっと声色変えてあげたりすれば、笑わせながら楽しくやれるようになります。
他には今から投げるものはひよこだと思え!
やさしく捕るんだ!はい、「ふわっ」
なんてやったりもしています。
練習のコツも一緒に伝えられる。長嶋流は素晴らしいですね。
-
おふざけを仕込む
投げるボールにいくつか、違うボール等を混ぜたりしてみてください。
アレ!?違う!?なんて思うだけで楽しくなります。
息子はゴムボールの時だけキャッチせずに正拳で打ち返すのがお気に入りです。(空手五級)
ゲームにする
5回連続捕れるかやってみよう!
それだけで子供は楽しくやってしまうものです。
くやしい、もう一回!なんて気が付いたら長い時間やってくれたりもします。
3回失敗した方が負けな!なんていう対戦にしても良いでしょう。
ちょっとの工夫で楽しくなる
低学年の子は真面目に練習はそうそうできません。
少しでも長いボールに触っていることが上達の道です。
遊びの感覚で良いのでたくさんボールと触れ合ってください。
お父さんのちょっとした工夫で子供は楽しく学んでいけるようになるでしょう。